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身体のたくさんの症状に働きかけてくれるハーブ、ネトルをご存知でしょうか?
ネトル(学名 Urtica dioica)はイラクサ科のハーブで、和名は「セイヨウイラクサ」です。
イラクサというのは、「痛い草」「棘草」「蕁麻」などが語源とされているように、
青シソに似た濃い緑色の葉の上に、たくさんのトゲがあります。
トゲは小さく葉と同じ緑色で一見わかりにくいのですが、うっかり触ってしまわないように気を付けましょう(⇒かなり痛いです by 経験者)。
ハーブ療法の先進国ドイツではアレルギー予防として愛用されており、体質改善やデトックス効果が非常に高いハーブ、ネトルの効能についてご紹介します。
ネトルの効能とは?
ネトルの葉はフラボノイドやクロロフィル、ビタミンやミネラルを豊富に含むハーブとして知られ、花粉症やアトピー、リウマチなどのアレルギー疾患に対し、体質改善の目的で用いられます。
また、ネトルの根はフィトステロールを含み、排尿量を高め、残尿量を低下させるため、良性の前立腺肥大に用いられます。
浄血作用
ネトルの葉の濃い緑色はクロロフィルという成分で、このクロロフィルはヘモグロビンに構造が類似しており、浄血と造血の目的で利用されています。
クロロフィルによる高い浄血作用から、古くからアトピーや花粉症、リウマチなどのアレルギー疾患に用いられてきました。
ハーブ先進国のドイツでは、春先のアレルギー予防に「春季療法」という民間療法として、ネトルなどのハーブティーを積極的に摂取する療法が現在も続けられています。
造血作用
鉄分やビタミンC、葉酸などを含むので、造血の目的で貧血にも用いられます。
利尿作用
フラボノイドやカリウム、ケイ素を豊富に含みますので、体内の老廃物や尿酸を排泄する利尿作用が強く、体内の毒素を排出してくれます。
前立腺肥大の緩和作用
ネトルの根には、植物ステロイドの一種であるフィトステロールという成分が含まれます。
ステロイドは腸管からのコレステロールの吸収を抑え、脂質異常や前立腺肥大の改善に有効です。
ネトルは妊娠中や子供でも飲める?
ネトルは、『メディカルハーブ安全性ハンドブック第2版』によると、「クラス1(適切な使用において安全)」、「クラスA(相互作用が予測されない)」、「副作用や禁忌(注意)は知られていない」、とされています。
(注意: ただし心臓および腎臓の機能低下による浮腫(むくみ)がある場合には摂取を控えましょう)
つまり、ネトルは大人も子どもも、男性も女性も、どなたも安心して摂取できるハーブなのです。
ネトルは鉄分やビタミンC、葉酸が含まれていますので、むしろ妊婦さんや授乳婦さんに特におススメしたいハーブです。
ネトルの飲み方
ネトルは緑茶をほんのりと淡くしたような、優しい味わいです。
クセがなく飲みやすいので、シングルハーブティーとしても、または、ほかのハーブとのブレンドティーとしてもお薦めです。
ブレンドティーなら、同じくデトックス効果の高いエルダーフラワーとダンディライオンとのブレンドがお薦めです。
ドイツでは春季療法として、春先からネトル・エルダーフラワー・ダンディライオンのブレンドハーブティーを1日数回摂取することで、花粉症などのアレルギー予防や、冬の間に体の中にたまった毒素や老廃物を排出させる民間療法が人気です。
シロップにハーブを漬け込んだコーディアルなら、水やお湯、炭酸水などで10倍程度に薄めるだけなので、より気軽に頂けますね。
ゴクゴク水分を飲みたいお子様向けには、ハーブティーよりもコーディアルの方がお好みかもしれませんね。
ネトルですっきりデトックス
体内の老廃物を排出し、体質改善やデトックス効果が期待できる、浄血作用の高いハーブ、ネトルを毎日の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
薬と違って作用が穏やかなハーブ。
気がついたらいつの間にか、
「あれ? 最近カラダがスッキリしてる?!」
なんて感じられるようになるかもしれませんよ。