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ブロッコリースプラウトは、大変栄養価の高い、ブロッコリーの新芽です。
今では、どこの青果コーナーでも見かけますね。
とは言っても、昔からあるニンジンやキャベツなどの野菜と比べると、まだまだ知名度や効果の周知性は低く、いったいどんな成分があって、どのように体に良いのか、わからないことばかりです。
そこで、今回は、ブロッコリースプラウトの効果や、食べ方、また自分で簡単に育てられる方法をご紹介します。
ブロッコリースプラウトの効果とは?
「ファイトケミカル」と言われている栄養素があります。
これは、植物が外敵から身を守るために、自分たちで生み出した化学物質で、すべての植物に備わった栄養素です。
良く耳にする、大豆=イソフラボン、トマト=リコピン、ぶどう=ポリフェノールなどがファイトケミカルです。
同じように、ブロッコリーに備わっているのが、「スルフォラファン」です。
スルフォラファンは、高い抗酸化作用により、デトックス効果、老化防止、ガン予防、などの効果があり、中でも解毒作用による、発がん性物質の抑止効果は目覚ましく、ぜひ体に取り入れたい栄養素です。
ブロッコリースプラウトは、50gでブロッコリー1kg分に相当するスルフォラファン
を摂取することができるため、ブロッコリーが苦手な人でも利用しやすい食材です。
<h3>ブロッコリースプラウトの効果的な食べ方とは?</h3>
高い抗酸化作用を持つスルフォラファンですが、実は生えている状態のブロッコリースプラウトのままでは、存在していません。
これは、ブロッコリースプラウトを刻んだり、ちぎったりすることで「ミロシナーゼ酵素」が出ることが必要なのです。
ミロシナーゼがブロッコリースプラウトの成分と反応することで、スルフォラファンとなるのです。
そのため、効率よくスルフォラファンを摂取するなら、より細かく刻み、良くかみつぶす必要があるのです。
和洋中のサラダはもちろん、サンドウィッチに挟んだり、麺類の薬味、お刺身のツマ、お肉の付け合わせなど、食べ方はたくさんありますが、ミロシナーゼは熱に弱いため、加熱してしまうと、栄養分は減ってしまうので要注意です。
スルフォラファンの効果は3日と言われているため、3日に1度の食事で摂りいれると、効果が持続します。
ロッコリースプラウトの栽培は超簡単!その育て方とは?
【用意するもの】
・ザルがセットになっている角容器(100均)
・紙袋やアルミホイルなど、容器を覆うもの
・種
【育て方】
・ザルに種が重ならないように蒔いて容器にセットし、種が浸るくらいの水を入れます。
・日に当たらないように、袋やアルミホイルで覆います。
・朝と夜、水を取り替え、そのさい、ザルの部分を静かに揺らして根をすすぎます。
・2~3cmに成長したら(3日ほど)、覆いを取り、日に当てます。(蛍光灯でも大丈夫です)
・朝と夜の水替えと根のすすぎを続け、濃い緑に色づいたら完成です(7日ほど)。
【育てる時の注意点】
・20度前後を保てるところで栽培してください。
・朝と夜の水替え、根のすすぎをすることで、カビや雑菌の繁殖を防ぎます。
・暑い時期は、小さい容器の水はすぐに腐るため、水替えを増やしましょう。
栄養価の高いブロッコリースプラウトは、自分で種から栽培する方が、お得です。
水替えと根すすぎを忘れないようにすれば、失敗なしで美味しくいただけます。