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妊娠と腰痛は、切っても切れない仲と言えます。
大きいお腹を支える体は、あちこち痛みますが、何と言っても腰が痛いですよね。
そんな腰を支える骨盤ベルトは、ママの味方と言えます。
また、知っておきたい、腰痛が起きた時の対処法をお伝えします。
妊娠中のつらい腰痛はどうして?
妊娠中の腰痛は、いくつかの原因が考えられます。
まずは、お腹が前に突き出るので、それを支えるため、背中の筋肉が後方に傾いてバランスをとっています。
それは、無理な姿勢のため、腰に張りが生まれてしまいます。
また、3か月ごろになると、卵巣ホルモンの一種である、「リラキシン」が分泌されます。
このホルモンの役割は、出産時に、胎児が通れるように、関節や靭帯を緩める準備をすると言うもので、その結果緩んだ筋肉を支えようとして、腰痛が起きます。
さらに、妊娠すると、お腹が重くなることもありますが、妊婦さんに多い貧血や、ダルさや眠さにより、動くのが億劫になってくるのが、原因になることも。
動かなくなると、テレビやゲーム、携帯にインターネットなど、眼ばかりを酷使する生活になり、眼精疲労から骨盤の硬直を生みます。
もうひとつ原因と考えられるのは、自律神経からくる腰痛です。妊婦さんは、常に不安と向かい合っています。
その感情は、こわばりを生み、体は緊張状態なのです。
そのため、常に腰も周りも張り続け、腰痛になってしまいます。
骨盤ベルトはママの味方!
妊娠中の腰痛には、骨盤ベルトが威力を発揮します。
妊婦さんの声を聞いて作られているので、きちんと赤ちゃんを守りながら、腰をフォローしてくれるのです。
骨盤ベルトは、骨盤中央=仙骨、骨盤前部=恥骨結合、太ももの張っているところ=大転子の3点のラインを結び、ホルモンで緩んだ体のゆがみを整えて、支えてくれます。
また、腹部を支えることで、腸の圧迫を防ぎ、便秘解消にもつながります。
妊娠中の腰痛の対処法を伝授!
腰痛を抱えているときは、寝方に気を付けることでもかなり楽になれます。
それは、「シムス位」と言う姿勢で、横になり、上半身を前に傾けて、上の足を曲げる形です。
妊婦さんは、仰向けやうつ伏せが出来ないので、このシムス位によって、体を安定させて寝ることができます。
また、抱き枕や、クッションを足に挟んで横向きに寝るのも、腰を締め付けることなく眠れます。
そして、寝る前には、お風呂で体を温めることも大切で、血行を促進し、腰痛に効果があります。
でも、一番良いのは、パートナーにやさしくマッサージしてもらうこと。
二人の赤ちゃんを支えて疲れた腰を、直接手でいたわってもうことで、安心感も生まれ、心も体も元気になれますね。
反対に、絶対にやってはいけないのが市販のシップ薬や軟膏をベタベタ貼ったり、塗ったりすること。
インドメタシンなどの消炎作用のある軟膏は、塗ったときの爽快感はありますが、大変強い薬で、実際に、胎児へ悪影響が起こってしまった例があるのです。
どうしても、痛みが取れないときは、産婦人科の先生が、妊婦さんにも使えるシップ薬を処方してくれますので、相談してみましょう。
また、運動不足は万病のもとです。
運動不足は腰だけではなく、妊娠中毒や、出産困難を呼びます。
支障の無い範囲で、体を動かすように意識しましょう。