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塩シャンプーがテレビで取り上げられると、一気に噂が広がり、ネットでも大きな話題になっています。
身近なところにある「塩」を使ったシャンプーなため、やってはみたものの、効果が出る前にデメリットにぶつかり、即やめてしまう人も多いのです。
塩シャンプーの効果とデメリットを知り、正しいやり方でチャレンジしてみてはいかがでしょう。
塩シャンプーの効果とデメリットとは
塩シャンプーを始めるときに、「即効性」を求めると失敗につながります。
塩シャンプーが最初にする仕事は、「潤いを与えること」ではなく、「良い香りを出す」ことでもなく、「頭皮の治療」だと思ってください。
長年シャンプーによって洗われてきた頭皮は、表皮ブドウ球菌(善玉)が流され、黄色ブドウ球菌(悪玉)が繁殖してしまった、悪の無法地帯になってしまったのです。
本来、人の体は自分で傷を治す自然治癒力も持っているし、自分で潤いも作り出せるのですが、シャンプーを使ってしまうことで、その力を持つ、表皮ブドウ球菌(善玉)を毎回死滅させて流してしまってきたのです。
頭皮は弱酸性ですので、それに近い成分で作られた弱酸性シャンプーが多く販売されています。
ところが、弱酸性は洗浄力が弱いものなので、そのシャンプーの中には洗浄力を補うために、化学薬品がたくさん入っているのです。
そして、この化学薬品が表皮ブドウ球菌(善玉)を殺してしまいます。
弱酸性の頭皮を守るための、弱酸性シャンプーは、頭皮に悪い、と言う皮肉なことになってしまっているのです。
塩シャンプーの考え方は、塩の力でこびりついたタンパク質汚れを浮かせて、お湯で洗い流すという単純なもので、そのほかのトラブルは表皮ブドウ球菌(善玉)にお任せして治してもらいましょう、と言うものです。
表皮ブドウ球菌(善玉)がたくさんいてくれさえすれば、頭皮トラブルにはならないのです。
強い洗浄力で、敵も味方も洗い流してしまおうとする従来の考え方とは真逆の発想で、味方を増やすことで、敵を封じ込める作戦です。
そのため、最初の1週間くらいは、流れ出てきた脂分や汚れが髪の毛につき、ベタベタしたり、皮脂の臭いが不快に感じることがありますが、それは化学薬品で流そうとしていないためなのです。
ここで、多くの人が中止してしまいます。
ここをクリアすると、気が付いた時には、不快さのない、健康な頭皮に戻れるのですが。
塩シャンプーの正しいやり方とは
塩シャンプーと言う名前が、勘違いを生んだのかもしれないですね。
「頭皮の塩もみ」の方が、あっているかも。
その理由は、塩シャンプーは髪の毛ごと洗わないのです。
髪の毛はお湯で流すだけで、塩は頭皮だけを洗うようにします。
もちろん、髪の毛はつながっているので、流れてしまいますが、塩で髪の毛をもみこまないようにすると言う意味です。
塩シャンプーの手順
- 頭皮と髪の毛を、3~4分かけてシャワーのお湯で十分洗います。
- 洗面器にお湯をはり、カレースプーン擦切り一杯くらいの粗塩を入れてかきまぜます。
- 小さなコップなどで、洗面器の塩水を頭皮にかけていきます。この時、一気にかけてしまうと、頭皮にかからず、髪の毛がパサパサになるだけなので、少しづつ髪をかき分けながら、頭皮にかけましょう。
- ゆっくりと、浸透させるような感じで3分くらいマッサージします。
- 最後は洗い残しのないように十分に流します。
*頭や体に傷があるときは止めた方がいいですよ、塩が傷にしみて、飛び上がってしまいます。
また、髪の毛のパサつきや、臭いがどうしても気になるなら、アロマオイルを数滴髪の毛に浸みこませると軽減されます。