※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています
妊娠超初期症状は、着床~生理予定日までに起こす体調の変化のことです。
ほんの小さな生命の誕生が、すぐに母体に影響を及ぼすなんて、命の力強さを感じます。
妊娠超初期症状は、着床痛と呼ばれることもあり、頭痛や腹痛を感じる人が多くみられますが、まったく感じないと言う人もいて、個人差の大きい症状です。
妊娠超初期症状はいつから?
妊娠期間を計算する場合、最終生理の初日に遡って数え始めます。
妊娠前の生理の初日から、2週間後が排卵期の始まりですね。
その時に受精したなら、その時点で妊娠2週目となります。
受精すると、受精卵は細胞分裂をしながら、1週間かけて卵管を通り、子宮に着床します。
この着床時が、実際の妊娠の始まりと言える状態ですが、計算上は妊娠3週目となるのです。
それは、生理が毎回妊娠準備のために起こっているものだからですね。
女性は、毎月、妊娠1週目を繰り返していることになるのです。
妊娠超初期症状は、この着床した妊娠3週目~次の生理予定日であったはずの妊娠4週目の間に起こる体調の変化のことです。
妊娠超初期の体はどう変化している?
女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンの言う二つのホルモンがありますね。
それぞれが、密接に関わって、女性としての毎日を支えています。
エストロゲンは、排卵するまでと、着床しやすいように子宮内膜を厚くする仕事を任されています。
プロゲステロンは、排卵したあと、厚くなった子宮内膜をふかふかの状態に保ちながら、受精卵がやってくるのを待っています。
ここまでは、毎月の生理で繰り返されていることですね。
そして、実際に受精卵が着床すると、プロゲステロンは、待ってましたとばかりに忙しく働き出します。
受精卵を守るために、子宮内膜のふかふかを維持させたり、栄養を吸収するために、血管を拡張させて、お腹に血液を集めます。
また、おりものをたくさん出して、細菌の侵入を防ぎます。
このプロゲステロンのありがたい働きが、母体にしてみると、辛いことも起こすのです。
妊娠超初期症状には頭痛や腹痛?
プロゲステロンは、受精卵が胎児へと育つために、ありとあらゆる努力をします。
そのため、血管の拡張により、神経を圧迫して頭痛が起こりやすくなったり、お腹に血液が集まってしまうために、脳の血液が少なくなり貧血を起こしやすくなったりするのです。
また、プロゲステロンは、体温を上げるため、ダルさや眠気、ボーっとするような不快感も起こしてしまいます。
おりものもどんどん作られるので、どんどん排出されて、増えてしまうわけです。
受精卵の着床と言うと、ピタッとくっついているイメージかもせませんが、そうではなく、まさにふかふかのお布団に潜るように入り込むものです。
プロゲステロンは、「よしよし」とばかりに、受精卵が離れないように、お布団の調整もしてあげます。
その時、敏感な人は、下腹部がチクチクするように感じるようです。
妊娠超初期症状を起こすのは、プロゲステロンの働きが大きく影響しているのですが、それは受精卵を大きく育てるための、涙ぐましい努力のためなのです。