カモミールティーの飲み過ぎはよくない？一日に何杯までならOK？効果と副作用を解説！

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数あるハーブティーの中でも、リラックス効果が高いことで良く知られているカモミールティー。

カモミールは、「大地のリンゴ」というギリシャ語が語源になっているとおり、リンゴを思わせる甘い香りのハーブティーです。

フルーティーな味で飲みやすいので、ついつい飲み過ぎてしまうという人もいるかもしれませんが、体への悪影響って無いのでしょうか？

今回は、カモミールティーの飲み過ぎはよくない？一日に何杯までならOKなの？気になる効果と副作用について解説していきます！

カモミールティーの効果とは？

「万能なハーブ」としてヨーロッパでは古くから薬草として用いられてきたカモミール。
まずは、カモミールティーの効果をみていきましょう！

鎮静作用

高ぶっている神経やイライラを鎮めてくれます。

筋肉を緩めて体をリラックスさせてくれるので、心を落ち着かせたいときや眠る前に飲むと、効果をより実感できそうですね。

鎮痛作用

痛み全般に効果があり、頭痛・歯痛・筋肉痛・神経痛などの緩和に役立ちます。

生理痛やPMS（月経前症候群）、更年期のトラブルなど、女性特有の辛い症状を抑えてくれる効果があるため、「マザーハーブ」と呼ばれることも！

抗炎症作用

カモミールにはアズレンという成分が豊富に含まれています。

アズレンは炎症を抑える効果が高く、アトピー性皮膚炎の症状を緩和してくれます。

風邪による喉の炎症にも効果的なんですよ。

抗アレルギー作用

かゆみを伴うアレルギー性皮膚炎や、敏感になっているお肌のトラブルを抑える働きがあります。

カモミールティーの蒸気を吸入するだけでも、花粉症の不快な症状が軽くなります。

整腸作用

腸の炎症や腹痛、お腹の張りを緩和してくれる作用です。

消化促進効果もあるので、普段の食事の時に飲むお茶代わりにしてもよさそうですよね。

発汗作用

体を温めて発汗を促進する効果があります。

ドイツでは、風邪をひいたかなと思ったらカモミールティーを飲む習慣があるくらいで、風邪のひきはじめの症状におすすめなんです。

カモミールティーに副作用はある？

カモミールティーは比較的安全性が高く、作用も穏やかなので、子供が飲んでも安心とされているハーブティーです。

ただし、飲むのを避けたほうが良い場合もあるので、注意してください。

カモミールはキク科に属するので、ブタクサやヨモギなどキク科の植物にアレルギーを持っている人は飲用を控えたほうがよいでしょう。

妊娠中の飲用については、カモミールには子宮収縮作用が含まれるため、妊娠初期は飲むのを避けてください。

薬を処方されている場合は、薬の作用に影響を与えることもあるので、医師や薬剤師に相談してから飲むのが安心です。

飲み過ぎはよくない？一日に何杯までならOK？

カモミールティーは、一日に何杯までという決まりはありませんし、たくさん飲んでも体に害はないと言われています。

ただ、飲み過ぎると、人によっては刺激が強い場合もあるので、体の調子を見ながら量は調整してみてください。

リラックス効果が高いハーブティーなので、集中力を必要としているときや運動前に飲むのは逆効果になってしまいます。

飲むタイミングも大切ということですね！

カモミールティーが飲みにくい、味が苦手という人は、はちみつや牛乳と合わせるとまろやかな味になって飲みやすくなります。

また、生姜とシナモンを入れると、身体が温まって安眠効果がさらにアップしますよ。
カモミールティーのリンゴの香りとシナモンは相性がバッチリなので、ぜひお試しください！

他のハーブや紅茶とブレンドして販売されているものもありますので、お好みの味を見つけるのも楽しいと思います。
ただし、紅茶にはカフェインが含まれているので、気になる人は控えましょう。

まとめ

リラックス効果のほかにも、女性に嬉しい効果がたくさんあるカモミールティー。

キク科アレルギーや妊娠中の人は注意が必要ですが、体調や体質に合わせて、まずは眠る前の1杯を習慣にしてみてはいかがでしょうか？