ダイエット

サノレックス(マジンドール)・ゼニカルの効果と副作用まとめ

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サノレックス(マジンドール)・ゼニカルは、ダイエットピルと呼ばれ、標準体重を大きく上回る人に対しての薬物療法で用いられる飲み薬です。通称、痩せ薬とも言われています。そのお薬の効果や副作用はどんなものなのでしょうか。

今回は、サノレックス(マジンドール)・ゼニカルの効果や副作用について調べました!

サノレックス(マジンドール)とゼニカルの効果とは?

まず始めに、サノレックス(マジンドール)とゼニカルの効果をまとめました。

【サノレックス(マジンドール)の効果】
サノレックスは薬剤名をマジンドールといい、厚生労働省が認める日本で唯一認可されている食欲抑制剤です。高度肥満の患者に処方される薬で、病院でサノレックス(マジンドール)の処方を受ける場合は、高度肥満(BMIが35以上)と診断されない限り保険の適応外となります。

サノレックス(マジンドール)の主成分は、神経伝達物質であるトランスポーターの働きを阻害することでアドレナリン・ドパミン・セロトニンなどの量を増やし満腹中枢を刺激します。食べ過ぎによる肥満改善に効果的です。

服用回数は食後30分以内1錠1日2回(効果が確認できるまでは1回)までとなります。

【ゼニカルの効果】
こちらは国内で未認可であるため保険は適用されないため、自由診療で処方を受けた場合、非常に高額な費用がかかります。安価で手に入れようとする場合は個人輸入する必要があります。

ゼニカルの主成分である「オリルスタット」はリパーゼという脂肪分の分解を担う消化酵素の働きを抑えます。腸の中で脂肪の吸収を抑制し、食事で摂取した脂肪の約30%を排出してくれます。油ものが多い食生活を送っている方に適しています。

服用回数は食中~食後1時間以内1錠1日3回までとなります。

それぞれの副作用について

【サノレックス(マジンドール)】
身体依存を引き起こす副作用があるアンフェタミンを誘導する特性があり、連続して服用し続けると身体依存や精神依存が起こってしまうリスクがあります。連続して服用できる期間は最大3ヶ月までとなり、次の服用を開始するまで6ヶ月ほど期間を空けなければなりません。

サノレックス(マジンドール)の副作用は、口の渇き・吐き気・便秘・頭痛・動悸などが多いようです。夜に服用すると不眠に繋がりますので、夕方以降の服用は避けましょう。重い副作用として、定められた期間を超えてサノレックス(マジンドール)を服用し続けると、身体に耐性がついて薬の効果が失われます。依存度が高まると薬をやめにくくなるリスクもあります。

また、重い副作用が現れてから急に服用を中断してしまうと、強い不安感や不眠、身体の震え、幻覚症状など、重篤な症状があらわれることがありますので、中断する前に医師に相談した方が良いでしょう。

【ゼニカル】
ゼニカルにはサノレックス(マジンドール)のような依存性はありませんが、副作用として主に下痢やビタミン不足が起こります。

脂質の吸収を阻害し、そのまま便として排出するため油便が多くなります。便意のコントロールが難しくなるので注意が必要です。同時に脂溶性ビタミンの吸収も阻害してしまい、ビタミン(A・D・E・K)やβカロテンが不足するので、皮膚・粘膜などの乾燥をまねきます。

マルチビタミンなどのサプリメントで補うことができますが、ゼニカルを飲んでから、すぐに服用するとサプリメントも一緒に阻害されるので、必ず2時間以上あけてください。

下痢、おならの増加、おならとともに便が出るなどの症状は、飲み始めて3か月以内にあらわれます。だいたいは1週間、長いと4週間で軽減してきます。中には数か月にわたって続く場合もあり、個人差があるようです。

その他の副作用は非常に稀ですが、肝臓の障害、胆石症、腎臓の障害、アレルギーといった副作用もあります。
食欲不振、体のだるさ、皮膚のかゆみ、皮膚が黄色っぽい、白目が黄色くなる、手足のむくみ、尿の減少、血尿、背中の痛みなどの症状があらわれた場合は医師に相談してください。

おわりに

サノレックス(マジンドール)は病院で処方出来ますが、処方される条件がありますし、ゼニカルについては、認可が下りていないので、個人輸入をしている人も少なくありません。

ゼニカルは、個人輸入代行サイトを利用すれば国内の処方に比べて安価で手に入れることができます。サノレックス(マジンドール)には、覚せい剤の成分であるアンフェタミンと似た特性のある「アミン」という成分が含まれているため、個人で輸入することは法律で禁止されています。

どちらも同じダイエットピルですが、単純な効果だけを比べるだけでも全く異なる性質の薬なので、自分自身の体質や環境などに応じて使い分けるようにしましょう。