トレンド

「麒麟がくる」沢尻エリカの代役は貫地谷しほりさんに期待!視聴者が納得できるクオリティにできるかどうか

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

「麒麟がくる」のあらすじ

「本能寺の変」で織田信長を討ち取った明智光秀。

時代劇では「卑怯者」「裏切者」というダークな存在として描かれることが一般的ですが、実際には知力と勇敢さを兼ね備えた武将で、民衆からも慕われることが多かったといいます。

史料が少なく、謎の多い人物とされている明智光秀ですが、「麒麟がくる」ではその若いころにも焦点をあてて物語が展開していきます。

元々は牢人という、武士としては貧しい身分の出身である光秀ですが、美濃の領主・斎藤道三にその能力を見いだされ重用されます。

道三のもとでさらに知力と武力を磨く光秀ですが、道三の死後、足利義昭や織田信長との出会いを果たします。

戦国時代という波乱の中、足利義昭の将軍としてのプライドや、織田信長の全国統一の勢いの狭間で翻弄されながら、光秀は己がどこに進むべきかを模索していきます。

「麒麟がくる」沢尻エリカの代役は貫地谷しほりさんに期待したい!

沢尻エリカが演じるはずだった帰蝶とは、斎藤道三の娘でのちに織田信長に嫁ぐことになる濃姫。

斎藤道三につかえ、のちに織田信長にもつかえる明智光秀にとっては関わりが深く、物語の重要なカギを握る人物です。

容姿端麗であるだけでなく、「マムシ」と呼ばれる道三の娘として、また気性の荒い織田信長の妻として、賢さと強さを兼ね備えた人物でもあったと言われています。

そんな帰蝶役を演じるとなると、ただ美しいだけではなく、気の強さや賢さを感じさせてくれる女優でなければなりません。

そしてタイトなスケジュールで撮り直しとなると、着物の所作に慣れていたり、場合によっては乗馬もできる必要があると思われ、戦国時代を描いた大河ドラマに出演経験があることがベストだといえるでしょう。

そう考えた時、一番に頭に浮かぶのは貫地谷しほりさんではないでしょうか。

「風林火山」「おんな城主直虎」にも出演した経験がありますが、役を重ねるたびに演技の上達が感じられ、着物での所作も美しく自然なものになってきています。

とくに「おんな城主直虎」に出演した際には、夫と直虎との絆に嫉妬心を見せたり、母親として子どもを守る強さを見せたりと、演技に幅を感じることができました。
スケジュール調整の問題もあると思いますが、彼女なら濃姫役を見事に演じきってくれると思います。

「麒麟がくる」編集は一から作り直すつもりでお願いしたい

正直なところ、1月5日のスタートに間に合わせるのは難しいのではないかと思います。

一番の障壁は沢尻エリカの代役選びだといえますが、たとえ代役が決まったとしても、それを脚本家の池端俊策さんに認めてもらわなければなりません。

聞くところによると池端俊策さんは、濃姫役には沢尻エリカをイメージして「麒麟がくる」の脚本を書いたとのこと。

別の人が演じることになると、脚本自体を変える可能性も出てきます。

そうすると、すでに撮っているものので沢尻エリカが登場しないシーンも、「違和感がある」「つじつまが合わない」の理由で大幅に入れ替えになる可能性も考えられます。

個人的にはバタバタと脚本を書き、俳優が演技をし、編集を行った「麒麟がくる」を放送するよりも、一から取り直しをする覚悟で、作り手が納得いく形に仕上げが「麒麟がくる」を放送してもらいたいです。

そのあたりの事情は視聴者も理解していると思うので、1月の大河ドラマを放送するはずだった時間帯には、明智光秀の人物像の紹介や、「麒麟がくる」のメイキング映像など、大河ドラマに関連する番組を流してもらえればいいのではないかと思います。

まとめ

「麒麟がくる」の見どころは、何といっても「裏切者」「卑怯者」のイメージが強かった明智光秀にスポットをあてたところです。

良いイメージの少ない明智光秀ですが、「智将」ともいわれた彼が織田信長を討つまでには、相当の覚悟と葛藤があったはずです。

そのことは戦国時代という激動の中でついつい埋もれてしまいがちですが、明智光秀が残した成し遂げたことは、少なからず当時の民衆の中に受け入れられたはずです。

また、主演が長谷川博己さんというのも作品の面白さの一つ。

「まんぷく」や「家政婦のミタ」では風変わりな人物を演じた長谷川博己さんなので、彼が演じる明智光秀も「知力と勇猛さに秀でた人物」というだけでなく、どこか独特な雰囲気をまとった人物になるのではないかと思います。

大きな困難を抱えることになった「麒麟がくる」ですが、今までの明智光秀のイメージを覆すような大河ドラマとなることを期待しています。