ボディケア

いぼ痔の原因と治し方!痛くない人も手術が必要?!

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日本人で一番多いとされているいぼ痔。
原因と治し方って知っていますか?
痛くない人も注意が必要でなんです。

いぼ痔になってしまうと、トイレだけでなく、ただ座っているだけでも痛くなります。

そんなツライ症状のいぼ痔の原因と治し方について調べてみました。

いぼ痔の原因は何?

日本人の3人に1人は痔になっています。
どうしてこんなにも時になる人が多いのでしょうか?
その原因は大きく分けて3つです。

【便秘】
便秘の時は、出なくても長時間トイレに座って力みますよね?ずっとうつむいて、力んでいる、その姿勢が直腸と肛門を通っている静脈が圧迫されてしまうのです。更に、便秘で硬くなってしまった便を無理矢理出そうとして、肛門の粘膜を傷付け、炎症を起こしてしまいます。

【香辛料の過剰摂取】
香辛料は基本的には辛く、刺激が強い物です。この刺激物が排便時、便に混ざって出てきます。肛門を通る時に刺激物が粘膜を傷付けてしまい、炎症が起きます。これは、香辛料だけでなく、アルコールでも起こりうる症状ですので、アルコールの飲み過ぎにも注意してくださいね。

【長時間の同じ姿勢】
座っていても、立っていても、長時間同じ姿勢のままだと、静脈が圧迫されて、うっ血してしまいます。
血行不良になりやすい姿勢とは、

■床に直で座る
■椅子に長時間座る
■長時間車の運転をする
■重い物を持つ
■長時間立ちっぱなし

このような悪い姿勢だけではなく、妊婦にも当てはまります。お腹が大きくなっていくと、お腹を圧迫して、
重い荷物を持つ状態と同様な姿勢になってしまいます。

以上3つの原因が静脈を圧迫し、血流を悪くしたり、うっ血したり、炎症も起こします。
よって、いぼ痔になるのです。

自宅で出来る?いぼ痔の治し方

いぼ痔になったら、病院へ行き治療するのが1番です。
しかし、恥ずかしくて、なかなか行けませんよね?
実は、自宅でも出来る治し方があります。

【温める】
いぼ痔は血液が圧迫され、血行不良で血が溜まってしまう、うっ血が原因です。これを改善しなければ、どんどん悪化していきます。お風呂にゆっくり浸かったり、カイロで肛門を温めて、血行促進していきましょう。

【運動】
特に激しい運動をするわけではなく、散歩などの軽い運動です。長時間同じ姿勢でいないために、身体を軽く動かすことを心掛けてください。

【ウォシュレット】
いぼ痔の時はトイレットペーパーを使うといぼに触れて痛いし、炎症を起こしているので、細菌が集まってきます。それをウォシュレットで綺麗に洗い流してください。
ウォシュレットが苦手な方や、ウォシュレットが付いていない場合は赤ちゃん用のお尻拭きで拭くと良いです。
いつでも拭けるように、持ち歩いて下さいね。常に清潔を保ちましょう。

【薬】
薬局やドラッグストアで買える市販のお薬は、痛みも和らげてくれるので、オススメです。
ただ、香辛料の過剰摂取時やアルコール飲み過ぎ時は薬の量を調整してください。

病院での治し方は?

病院で治療する場合、種類で治し方が違います。
いぼ痔と聞くと手術するのかと思いがちですが、よほど悪くない限りは手術にならないそうです。

いぼ痔は肛門の周りにいぼのような腫れ物が出来てしまうものです。肛門の外に出来る『外痔核』と肛門の中に出来る『内痔核』の2種類あります。

外痔核(がいじかく)の症状は排便時に痛みを感じて便と一緒に出血します。肛門を触るといぼを確認出来ます。
治し方は比較的に簡単です。人により異なりますが、
消炎薬で約1ヵ月ほどです。

肛門の中に指などで無理に押し込もうとしないように注意してください。外に出来ている物なので、中には収まりません。余計に傷が出来たり、炎症を起こし、腫れや痛みが酷くなります。

内痔核(ないじかく)の症状は排便時にそれほど痛みはありません。ただ、便と一緒に出血はあります。
肛門を触ってもいぼは確認出来ません。
内痔核は4段階の症状があります。

【1段階】
痛みはなく排便時に血が出る。
【2段階】
排便時に腫れ物が出てきて、終わると引っ込む。
【3段階】
排便時だけでなく、肛門に力を入れたり、
力むだけで腫れ物が出て、指で押し込むと戻る。
【4段階】
常に腫れ物が出てきている状態で、
押し込んでも戻らない。

1段階と2段階は出血はあるものの、中に入っている状態なので、比較的軽い症状です。
お薬などで治して行くことが出来ます。
3段階4段階は腫れ物が外に出てきてしまっている状態なので、場合によっては切除する手術も必要になってきます。

最近は、切除する手術だけではなく、内痔核に直接注射する治し方もあります。数回繰り返さなくてはなりませんが、1度医師と相談してみてはいかがでしょう。

いぼ痔になっていない人も、なってしまっている人も、血行不良には注意してくださいね。

血行促進を心掛けて、身体を温め、静脈の圧迫を避けるようにしましょう。

出来ることから少しずつ日常生活に取り組めば、苦にはならないでしょう。是非、試してみてください。