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ご飯の保存、皆さんはどうしていますか?できれば炊きたてご飯の味をそのままに保存したいですよね。
でも保存方法の違いで味が大きく変わるということが分りました。
美味しく食べられる保存期間も合わせて考えたいと思います。
ご飯の保存方法と期間:おひつ、電子ジャー
昔の家庭では、木製の「おひつ」というものが使われていました。これは凄く優れものなんですね。木が湿気を吸ったり吐いたりするのでご飯表面の水分を保ち、2~3日は美味しく食べられるのだそうですが、残念ながら現代の家庭ではあまり使われなくなりました。昔の人の知恵には敬服します。
セラミック製の「おひつ」というのもありますが、これも水分保持と匂いの吸収機能があるようですが、おひつごとレンジで温めると美味しいという事です。それでもやはり半日程度で食べきった方がいいでしょう。
では電子ジャーで保温した場合ですが、香りは失われるものの6時間は美味しく頂けます。12時間を経過すると、味、歯応え、粘りともに失われてきます。24時間ではかなりまずくなります。
最近の電子ジャーは温度や湿度の制御がきめ細かくできるので24時間はまあまあ美味しく頂けるということです。
ご飯の保存方法と期間:冷凍保存
うちもご飯は冷凍保存しておりますが、ラップの包み方によっても味は変わります。ふわっと軽く包むのが良いようです。なるべく平たく厚さを均等にする方が、後にレンジで温める時に温度の差が出ません。きつく、きっちり包むとご飯の粒どうしがくっつき、べちゃっとした食感になります。
美味しく食べられる期間は4日くらいで、それ以降はだんだん味が落ちてきます。長く冷凍していると、ご飯粒が真っ白になっていきますが、これは中の氷が水蒸気になって出て行く「昇華」と呼ぶ現象だそうです。冷凍保存でも4~5日で食べきる事をお勧めします。長期保存の場合でも1ヶ月が限度です。
ご飯の保存方法と期間:冷蔵保存
冷蔵保存の場合は、数時間で食べるのならいいですが、長時間はお勧めできません。問題は冷蔵庫の温度だそうです。冷蔵庫の2~3度というのは、でんぷんの老化が最も進む温度らしいのです。
うっかり冷蔵庫に長時間保存してしまった場合、うちでは焼き飯や雑炊にしています。
ご飯の保存方法と期間:真空保存
最近、真空容器というのが出回っています。ご飯を真空にする事で炊き立ての風味をそのまま閉じ込めてしまうので、冷蔵だけで一ヶ月、常温、真夏でも24時間以上安心という売りですが、実験の結果は24時間後でも美味しく頂けたそうです。
如何でしょうか?保存の方法も色々あります。家族構成によって保存の仕方も変わってきます。味覚にもそれぞれ好みが違いますが、毎日美味しいご飯のある家庭、これはもう家族にとって大きな幸せです。忙しい主婦は、毎日炊き立てご飯を食卓に出すのは無理な時もありますから、是非色々試してみて、自宅に合った保存方法を見つけて頂きたいと思います。