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ファスナーって急いで出かけようとした時に限って壊れたり、外れたりしませんか。
なんで今~と焦っても、これがまったく動かない!
ファスナーが取れたり外れてしまった時はまず、焦らず、じっくり直しましょう!
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ファスナーが壊れて、締めても元から開いちゃう時は!
よく、ファスナーがバカになった!と言いますよね、壊れて使い物にならなくなった時に言いますが、ほとんどの場合、またお利口に戻ります。
そのためには、焦ったり、イライラせずにジックリ直すこと。
イライラしていると、力任せにスライダー(持ち手の部分)を引っ張ったり、噛んだ生地を引っ張ったり。
そんなことをしても、ファスナーは直らないし、生地に穴が空くかもしれません。
壊れ方によって、作業も違うので、状況に合わせて直してみましょう。
ファスナーを締めた時に、元の方からまた開いてしまうことってありますよね。
そんな時は、噛み合わせの部分(ギザギザに合わさるところ)=エレメントが、曲がっているものや、飛び出しているものがないか、丁寧に見てみましょう。
そのような物が見つかったら、ペンチで正規の状態に戻します。
もし、キレイに揃っていて、何も見つからない時は、スライダーが摩耗によって、緩んでしまったのかもしれません。
ペンチで挟むように、少し締めてみましょう。
ギュッと締め過ぎると、動かなくなってしまうので、様子を見ながら、少しづつ締めます。
スライダー部分を水平に見てみると、隙間が広くなっているのがわかるかもしれません。
ファスナーが壊れて、まったく動かなくなってしまった時は!
締めている途中で、突然ファスナーが動きを止めてしまうことがあります。
生地を噛んでいるわけでもないのに、動かなくなり、すっごいストレスですよね。
とりあえず、ファスナーの全体をピシッと伸ばしてみてから、元の方へスライドさせてみてください。
元へは戻るけど、何度やっても同じところで動かなくなってしまう時は、そこのエレメントが浮いていたり、曲がっている可能性もあるので、その時はペンチを使い直しましょう。
どうにもこうにも動かない、こんな時は、エレメントが錆びているのかもしれません。
556を吹き付けてみてもいいですし、出先ならリップやハンドクリームを少し塗ってみると、潤滑剤になります。
ファスナーに服が噛んでうごかない時は!
ファスナーに薄めの生地が噛んでしまったら、無理に引っ張ると、服の生地が破けてしまいます。
スライダーと生地を水平にし、ピント張りながら、ゆっくり生地を引っ張ってみてください。
厚めの生地がガッツリと食い込んでしまった時は、少し強めに引っ張っても大丈夫。
それでも取れない場合は、マイナスドライバーを使って、隙間を開けて生地を外して行きましょう。
また、ファスナーをドライヤーで温めて、柔らかくするのも効果的です。
ファスナーが完全に外れてしまった時は!
ファスナーが完全外れてしまったときは、一番元のところの、留め金を外してスライダーを入れ直す必要があります。
これは、自分で直そうとするとなかなか難しく、キレイに仕上げるのも大変です。
洋服のお直し専門店にお願いし、プロの手を借りるのがお勧めです。
いづれにしても、忙しい毎日の中で、急ブレーキをかけられてしまうような出来事ですが、焦らないでジックリ直しましょうね。