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朝ランニング人口が急増していますね。
健康管理のため、ダイエットのためなど、朝ランニングを始める理由は人それぞれ違います。
朝食をとる時間によって、その効果が出やすくなるのはご存知でしょうか。
効果も出しながら、忙しい朝を効率よく乗り切る方法を考えてみましょう。
朝ランニングと朝食の関係
朝の体内はどんな状態なのでしょうか。
朝起きたときは、昨夜の食事から何も入っていないので、糖分が空っぽなのです。
すると、通常は糖分をエネルギーとしている体は、別の物をエネルギーにしなければなりません。
その別の物と言うのが、溜まった脂肪なのです。
ダイエットの目的なら、朝食前に走った方が効果的と言うわけです。
ただし、空腹なわけですから、とんでもなく長い時間や距離を走ってはいけません。
初心者なら、4kmを30分くらいで走るのが、からだに負担のない朝ランニングです。
また、走る前にコップ1杯ほどの水分を体に補充しておくことが重要です。
脂肪は単体では燃えず、燃えるためには水分が必要なのです。
では、朝食をとってから朝ランニングをすると意味はないのでしょうか。
そんなことはありませんよ、朝食から得た糖分はエネルギーとして消費され、溜まることはありませんし、何より、ランニング途中に低血糖で気分が悪くなる心配がありません。
朝ランニングの効果と効率の良い朝の流れ
体力をつけて、免疫力を向上させることはもちろんですが、実は、精神衛生上とても良い効果を生むのです。
まず、朝は気持ちがいいと言うこと。
そして、その気持ちのいい朝に、走ったことで達成感を感じると言うこと。
すると、神経伝達物質が「気持ちいい」「達成感」=「幸福感」「やる気」と脳を刺激します。
朝ランニングをすると、気持ちも体も前向きな状態で、一日が始まるのです。
とは言っても、朝はやることがたくさんあって、ただでさえてんてこ舞いですよね。
どんな流れで、朝ランニングをスムーズに取り入れることができるでしょうか。
まず、朝起きてから朝ランニングに出発するまでの、20~30分間を有効に使いましょう。
起きてすぐに走りだすと、まだ体が委縮していて転んだり、寒い日などは心臓への負担が大き過ぎるため、体が「起きた」と認識するまで少し時間をおきましょうね。
暖かい飲み物を軽く飲む、ストレッチをする、朝食の準備をする、出勤の準備を整えるなどを、この20~30分間に済ませてしまいましょう。
体も温まり、コップ1杯ほどの常温の飲み物を飲むか、携帯して出発します。
最初は30分くらいで戻れる距離にしましょうね、無理をして続かなければ意味がありません。
戻ったらシャワーを浴び、朝食をとりましょう。
ダイエットのためにここで朝食を抜くと、昼食の糖分や脂肪分をすべて吸収してしまうため、逆効果になります。
また、食事を抜くと、「ケトン臭」と言う、ダイエット特有の酸っぱい臭いが発生してしまうので、女性は特に気を付けましょうね。
朝ランニングを生活に取り入れると、40~60分の早起きが必要になりますが、朝型の生活習慣にするとこで、引き締まった体とともに、精神面が安定することで代謝が良くなるので、お肌もツルツルになり、体力面についても、免疫力、抵抗力などの強化によって、風邪もひきにくくなります。
また、朝ランニングの効果としては、最初に感じるのは精神面の安定、次に体力面、そしてその後がダイエット感です。
脂肪の燃焼が体に表れるまで、2~3か月は必要です。
そこまで続けられたなら、強い精神力と体力によって代謝がUPしているので、ダイエット効果もどんどん表れてくること間違いなしです。