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魚料理には欠かせないフェンネルというハーブをご存知ですか?
フェンネルは、古代ギリシャ・ローマ時代から食用や薬用として広く利用され、現在も世界各地でスパイスやハーブとして使われています。
地中海沿岸が原産のセリ科の植物で、糸状の細長い葉をつけ、夏には可愛らしい黄色の小花が咲き、大きいものは2mまで成長するのだそうです。
葉・茎・花・種の全部を無駄無く使える優秀なハーブということなのですが、
どんな効果効能があるのか?そのまま食べても大丈夫なのか?を調べてみました!
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フェンネルの効果効能とは?
フェンネルは消化にとても良いハーブとして有名ですが、それ以外にも魅力的な効果がたくさんあります!詳しく見ていきましょう。
消化器系の働きを活発化する
消化を促進し、食べ過ぎや飲み過ぎによる消化不良、胃もたれ、二日酔いなどの症状を緩和します。
胃腸内にたまったガスの排出を促進する駆風作用もあるので、便秘やおなかの張りを改善して、腹痛を和らげてくれます。
漢方では、生薬の「茴香(ウイキョウ)」として芳香性健胃剤に配合されています。
ダイエット効果
優れた利尿・発汗作用があり、体内の余分な水分を排出してくれるため、ダイエットに効果的です。
むくみ解消やセルライト防止に役立ちます。
風邪の症状を和らげる
消炎・去痰作用が呼吸器系に働きかけて、鼻水や咳などの風邪の症状を緩和してくれます。
女性ホルモンの分泌を調整
女性ホルモン(エストロゲン)と同じ働きをするフィトエストロゲン(植物性エストロゲン)が豊富に含まれているため、生理不順や月経前症候群、更年期障害など女性特有の症状に作用します。
また、母乳の出を良くする効果も期待できます。
口臭予防
殺菌消毒作用が、口臭を防いでくれます。
インドでは、食後にローストされたフェンネルシードがよく出されますが、これは消化を助けるとともに、口臭予防にもなるためです。
眼精疲労回復
炎症を抑える働きがあり、痛みや疲労を緩和してくれるので、古くから、眼精疲労に効果があると言われています。
フェンネルのハーブティーを染み込ませたホットタオルやコットンを目に当てると、目の痛みやかすみ、疲れを和らげてくれるので、パソコンやスマホで目を酷使しがちな人はぜひ試してみてください。
勇気を与えてくれる
フェンネルの爽やかでほんのりスパイシーな香りは、心を前向きにし、勇気を与えてくれる力があります。
落ち込んでいるときには、気持ちを明るく、前進させてくれるはずです。
フェンネルはそのまま食べれるの?
フェンネルの葉・茎・花・種のそれぞれについて、そのまま食べれるのかどうかをご紹介します!
【葉】
葉は、甘くてほんのりスパイシーな香りが魚特有の臭みを消してくれるので、魚料理との相性が抜群です。魚の香草焼きには欠かせない食材なんだそう!
生のままスープやサラダにも使えます。
綺麗な緑色の繊細な葉は、料理の仕上げに飾りとして使うこともできますよ。
【茎】
茎は、セロリに似ています。
茎の部分も生で食べることができますし、茹でたものをサラダにしてもよいでしょう。
葉と同様、他の食材に風味を加える薬味として使われることが多いです。
【花】
花も食べることができます。
葉と同じように、生のままスープやサラダに入れると見た目が華やかな印象に!
【種(フェンネルシード)】
種(フェンネルシード)は乾燥させたものを、スパイスやハーブティーとして使用します。
甘い香りと独特の風味があり、カレー粉の原料として、また、五香粉(ウーシャンフェン)という香辛料にブレンドされています。
他には、パンやお菓子の風味付け、リキュールの香り付けにも使われます。
種(フェンネルシード)もそのまま食べることができます。
食後に食べると口の中に清涼感が広がり、さっぱりするので、油っこい食事をした後には特におすすめです。
・妊娠中の人、てんかんの持病がある人は使用を避けましょう。
・セリ科の植物にアレルギーがある人は使用に注意が必要です。
・肌への刺激が強いため、敏感肌の人は特に使用に注意しましょう。
・婦人科系の疾患がある人は過剰な摂取に注意しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
魅力的な効果がたくさんあるフェンネルは、魚料理の香り付けに使うだけではもったいないですよね!
ハーブティーとしてはもちろん、そのままでも食べられますので、ぜひ生活の中に取り入れて、その効果を体感してみてください。