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レッドブルの飲み過ぎは日本版でも危険?心臓に悪いのはデマ?

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アメリカでレッドブルを大量に飲んで、心臓発作で死んでしまったと言う、男性の話が浮上しましたが、真偽のほどは確かではないようです。

これが、嘘でも本当でも、同じものを大量に飲むことは、健康上危険なことです。

今回は、噂のレッドブルの日本版の成分や、飲み過ぎた時の危険度に迫ります。

レッドブルの飲み過ぎが心臓に悪いと言うのは、本当なのでしょうか。

レッドブル!海外版と日本版の違いとは?

レッドブルは元々、タイの「クラティンデーン」と言う飲み物を改良したものです。

クラティンデーンとは、「赤い野牛」と言う意味で、それを英語で「RED BULL」にしたのです。

海外版と日本版の大きな違いは、成分中に「タウリン」が入っているかいないかと言う点です。

海外版には、250ml中1000mgのタウリンが入っていますが、日本版には入っていません。

これは、日本では、医学部外品と称される、滋養強壮ドリンクにしか、タウリンは入れられないと言う決まりがあるためで、清涼飲料水のレッドブルには、入れることが出来ないのです。

タウリンは、強い疲労回復効果で知られている成分ですが、日本版では、タウリンに代わり「アルギニン」が入っています。

アルギニンは、スーパーアミノ酸とも言われ、成長ホルモンへの分泌に大きく影響し、そのため精力増強や、若返り作用があると言われています。

このアルギニンは、取りすぎても特に害はありません。

必要のないものは、尿と一緒に排出されます。

レッドブルの成分で摂りすぎると危険なものはある?

レッドブル250mlの中に、カフェイン80mg、ナトリウム120mgが入っています。

これらは、摂りすぎると体に影響が出ます。

250ml-1本分で見ると、特に多い量ではありませんが、ナトリウムは、1日の摂取量が200mgなので、3本飲むとそれを超えてしまいます。

夏や、汗をかいた時などは、多少多めに摂っても問題ありませんが、毎日必要以上に飲んでいると、高血圧や動脈硬化を起こす心配がでてきます。

また、カフェインは、同量のコーヒーで79mg、紅茶で63mgとなっているので、やはり3本くらいまでが、限度なようです。

カフェインは、適量を取り入れると、腸の刺激や、脳の活性化につながり、とても良いのもですが、一度に大量に摂ると、消化器官のショック症状、心拍異常などを起こし、危険です。

また、糖分も大量に入っています。

レッドブルには、砂糖が使われていて、その糖分は、リンゴジュースやオレンジジュースと同じ程度の量です。

何本も飲んでしまうと、糖分摂りすぎの心配があります。

レッドブルをたくさん飲んでも翼は生えませんよ

レッドブルは、成分的にも、適量飲んでいる分には悪いものではありません。

もちろん、心臓に影響のあるものはありません。

ただ、宣伝効果などで、「強く元気になる!スーパードリンク!」のような印象を受けてしうため、大量に飲んで、成果を出そうと考えてしまいます。

でも、1度に1本飲んで、効果が表れるようにきちんと計算されているのです。

ビタミンB群も豊富に含まれていて、ドライブの時の休憩や、会議の前に景気つけとして、など生活密着型のエナジードリンクです。

ドップリ疲れているときに飲む、栄養ドリンクや滋養強壮ドリンクとは、違うものなのです。

一度に、同じものをたくさん摂取するのは、それがどんなものでも、危険がつきものですよ。