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閉経前の女性の場合、血尿と不正出血の区別がつかないことがあります。
どちらにしても、出血すると言う事は、体内で異常が起きていると言う事なので、病院に行く必要があります。
痛みがないからと放置すると大変なことになるかもせれません。
今回は、女性に多くみられる、痛みのない血尿の原因について調べてみました。
血尿がでたけど痛みはない!これは病気?
血尿は不調のサインとしては、多くみられるものですが、そのほとんどに痛みが伴います。
女性に多い、血尿の症状が出る病気といえば、膀胱炎ですね。
女性の7割が経験しています。
ただし膀胱炎の場合、頻尿、尿白濁、そして排尿痛が起こります。
過労がたたり、血尿が出たなどといいますが、これは「過労=血尿」ではなく、過労によって、膀胱が細菌感染しやすくなり、膀胱炎を引き起こした、と言う事です。
痛みのない血尿を、「無症候性血尿」と言います。
そして、「無症候性血尿」で、見ぬふりの出来ない病気と言えば、「膀胱がん」です。
男女比をみると、3:1で男性に多いのですが、近年は若い女性の発症が増加傾向にあります。
膀胱がんの特徴として、最初の症状が「血尿」なのです。
そして、それは痛みを伴いません。
さらに、一度血尿があってから、普通の尿に戻ってしまい、「なんでもなかったのかな?」と放置すると、忘れたころに再び血尿を起こします。
腫瘍が大きくなると、排尿困難などの症状が出て来るため、病院で受診する人が多くなりますが、最初の血尿の時に比べると、病状はかなり進行している状態です。
少しでも早い治療開始が望ましいので、血尿があった時は、とにかく病院で検査を受けましょう。
また、エコー検査をすると、腎臓や、膀胱に結石が見つかる可能性があります。
小さい結石が、粘膜を傷つけることで血尿を起こしていたのかもいれません。
この結石は、大きくなったり、尿管に入ったりすると、激痛を起こしますが、小さい結石が腎臓内、膀胱内にある時は、無痛なことが多いのです。
女性に多く考えられる、痛みのない血尿の原因とは?
まずは、血尿か不正出血か判断しなくてはなりません。
下着が汚れていたり、婦人科で治療していて原因病のある場合は、明らかに不正出血だと判断がつきますね。
ところが、排尿時にだけ出血があると、「うーん どっち?」と悩んでしまいます。
排尿時に腹圧がかかることで、不正出血を同時に起こして、流れ出ている可能性もあるためです。
不正出血を起こしている場合、子宮頸がんの可能性もぬぐい切れません。
子宮頸がんは、若い女性に多くみられ、そのほとんどはHPV(ヒトパピローマウィルス)の感染によるものです。
これは、性交渉により多くの人が感染しますが、その中で、がんの発症を起こす女性がいると言う事です。
今は、治療法が充実していて、発見が早ければ早いほど、予後は良いものになります。
女性は、血尿か不正出血なのか、わからなくなってしまうこともありますが、血尿なら膀胱がんの、不正出血なら子宮頸がんの疑いがあり、どちらにしても大きな病気です。
血尿が出たなら、早めに医師の診断を受けることが肝心です。