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神棚は、神社でいただいたお神札を通して、家庭や会社を守っていただく、神聖な場所です。
ところが、いざとなると、お祀りの仕方も、飾り方も、お供え物も知らないことばかり。
難しいことはわからなくても、神棚の飾り方や向きなど基本的なことだけは、知っておきたいですね。
神棚はいつ、どこにお祀りするの
神棚は、家の新築、新生活、世帯や会社の代替わり、大きな喜びがあった時、大きな悪いことが起こった時などに新たにお祀りしたり、買い替えたりします。
今のマンションや、一戸建ての住宅は、神棚をまつる事を考えて作られていないので、設置場所に困ってしまいますね。
でも大丈夫。
神棚は、明るく、キレイな場所、そして、南向き、東向き、この条件がそろえば、お祀りすることができます。
そして、どの家具より高く、天井に近い位置にお祀りしましょう。
これは、神様を見下げるものが、何もないようにするためです。
賃貸住宅で、設置穴が開けられないときは、タンスや棚の上にお祀りしても大丈夫ですよ。
その時は、白い布か白い髪を引いてから、神棚を置きます。
神棚のお供え物はどんなものが必要?並べ方は?
まず、神饌(しんせん)の作り方です。
これは、米、塩、水を毎日新しいものに取り変えて、御供えするものです。
三方か、折敷に、中央に米、向かって右に塩、左に水を置きます。
小さな蓋付きの一対の入れ物は、お酒をお供えするものですが、お酒は絶対ではないので、省略しても大丈夫ですよ。
もしもお酒もお供えするのなら、後ろに、お酒、米、お酒、前に、水と塩を配置します。
米は、生のお米、研いだお米、炊いたご飯のどれでも大丈夫です。
毎日取り換えますが、お米なら食事用と混ぜて一緒にいただいて、塩も調理に使いましょう。
また、氏神のお祭や、家庭内のお祝の時には、お酒、尾頭付きの魚、新鮮野菜や果物などをお供えして、報告とお礼をします。
飾りやお供え物の置く順番は?
神棚の中央、一番奥の扉の中に、神社のお札を納めます。
そして、扉の前に、神鏡、その前に神饌を配置します。
神饌の左右に、神社で言う灯籠の代わりとなる、ローソクを立てますが、今は安全のため、電灯式の物があります。
そして、一番外側の左右に、榊立てを置きます。
榊は、毎月1日と15日に新しいものをお供えしましょう。
一番手前の上部に、「紙垂(しで)」を下げた、注連縄(しめなわ)をつけたら完成です。
神棚をお祀りする時に注意することは?
神棚をお祀りする場所を考えた時、出入り口の上など、人が下を通るところはいけません。
また、仏壇との向かい合わせの場所も避けましょう。
水場の近くも良くありません。
特にトイレは、不浄の場といって、汚れた気が集まっているため、その近くに神様をお祀りするのはNGです。
また、神棚は、全国各地でその土地の風習や習わしによって、お祀りの仕方に違いがあります。
家系的に、強いこだわりがないようなら、その土地の神社にお参りに行った際、神社の方に教えていただくのが、神様も一番安心されるかもしれません。