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「ビーガン」て最近よく聞く菜食主義のことですよね。
ハリウッド女優が「ビーガン」と発表した、などとツイッターで騒がれているのを耳にします。
菜食主義と言うと、「ベジタリアン」なら以前から知っていますが、「ビーガン」とは、違うのでしょうか。
そこで今回は、「ビーガン」の意味、そしてビーガンはどんな食事をしているのか、また、気になる「ベジタリアン」との違いについて調べてみました。
ビーガンとベジタリアンは同じで違う?!
ビーガニズム=動物製品の仕様を行わない生活様式。
ビーガン=動物製品の仕様を行わない人。
「ベジタリアン」と言う言葉は、1847年「健全な生活を送るひと」と言う意味で、食生活を丁寧に考える人たちによる、「ベジタリアン協会」の発足時から使われるようになりました。
その結果、肉を食べることは、健康を害すると定義づけられ、「肉を避ける人」をベジタリアンと呼ぶようになります。
1944年に、ベジタリアンから、さらに徹底的に、動物製品を排除した生活様式を極める人たちによって、「ビーガン協会」が設立され、「酪農製品を食べないベジタリアン」と呼ばれるようになりました。
さらにビーガンは、1951年には、「人間は動物を搾取することなく生きるべき」と定義を拡大し、動物の皮や、毛などの生活用品も拒絶し、完全なるベジタリアンとして、今にいたります。
ベジタリアンは、ビーガンを含む、「肉を食べない人たち」の総称と言うことですね。
ビーガンはいったい何を食べているの?
日本にも、肉や魚を使わない食事を味わえることろがありますね。
お寺の「精進料理」です。
ただし、精進料理では、身の部分は食べませんが、魚のダシなどは使いますし、卵も食べますね。
ところが、ビーガンは、動物から取れたものは、一切!すべて!まったく!口にしない人たちなのです。
東京と京都にある「コールドプレスジュース」専門店、「DAVID OTTO JUICE」は、アメリカで老舗の専門店が日本に出店しているものですが、創設者のデービッド・オットー氏はビーガンであり、この新鮮な野菜や果物、木の実などから作るジュースを主食に何十年も生活しているといいます。
このジュースは、デトックス効果に優れていると言われ、ダイエットを目的とした女性が連日、列をなしています。
ビーガンの食材は、野菜、果物、豆、海藻、木の実と言ったものが主体です。
不足しがちな油分は、ナッツ類の木の実から摂取します。
それでも、鉄分不足やタンパク質不足になる傾向が強いため、サプリメントで補充している人が多いようです。
サプリメントを飲まず、食材のみでビーガンとして生活するには、大変な努力と勉強と忍耐が必要です。
自分を追いつめてしまうデメリットが・・・
ビーガンの主義を貫こうとすると、あまりにもストイックになり過ぎ、宗教的な考え方に傾いてしまうことがあります。
体調が崩れても、「この生活をしていれば、必ず治る」と信じ込み、病気を悪化させてしまう人もいるのです。
最近では、定期的に一定期間だけ、ビーガン生活をしている人がいて、これは、大変良いデトックスになりますし、精神的にも苦痛は伴いません。
まずは、一定期間、「肉を避ける人」のベジタリアン体験から初めてみると、栄養も偏らず、体調の良さを実感できるかもしれません。
ビーガンになるには、きちんとした志がないと、続けることはできません。
いたずらに始めるのではなく、下調べをきちんとしてからでないと、体に良い結果は招けませんので、十分ご注意ください。