乳がんの初期症状とステージについて!しこりや痛みはいつ出るの?

乳がんの初期症状とステージについて!しこりや痛みはいつ出るの?

日本では今「乳がん」が急増しており、年間約4万人が乳がんに罹っています。小さなしこりだけの初期症状で発見出来ても、進行が早ければ痛みも出てきて、治療しても効かない事もあります。

ステージによって、初期症状のしこりから痛みなど様々な症状があります。今回は乳がんについて調べてみました!

乳がんについて

1960年頃、乳がんで亡くなる方は年に2000人弱でしたが、現在は1万人以上も増加しており、この50年で5倍以上に増えていることになります。

乳がんとは「乳腺」から発生するがんです。乳頭を中心に乳腺が放射状に15~20個並んでいて、それぞれの乳腺は小葉に分かれています。小葉は乳管という管でつながっており、乳がんの90%はこの乳管から発生し、小葉から発生する乳がんが約5~10%と言われています。

乳がんという診断がついた場合、乳腺の中でどの程度広がっているか、遠隔臓器に転移しているかについての検査が行われます。乳がんの広がり、乳房のしこりの大きさ、乳腺の領域にあるリンパ節転移の有無、遠隔転移の有無によって、0・Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳの5段階ステージ(臨床病期)に分類され、このステージに応じて治療法が変わってきます。

乳がんのステージと症状

●0期
乳がんが発生した乳腺の中にとどまっているもので、極めて初期段階の状態。

●Ⅰ期
しこりの大きさが2cm以下で、脇下のリンパ節には転移していない、乳房の外に広がっていないと思われる段階。

●Ⅱ期
Ⅱa期
しこりの大きさが2cm以下で、脇下のリンパ節への転移がある場合、しこりの大きさが2~5cmで脇下のリンパ節への転移がない場合。
Ⅱb期
しこりの大きさが2~5cmで脇下のリンパ節への転移がある場合。

●Ⅲ期
Ⅲa期
しこりの大きさが2cm以下で、脇下のリンパ節に転移があり、リンパ節が癒着していたり周辺の組織に固定している状態や、脇下のリンパ節転移がなく胸骨内側のリンパ節が腫れている場合。しこりの大きさが5cm以上で脇下や胸骨内側のリンパ節への転移がある場合。
Ⅲb期
しこりの大きさや脇下のリンパ節への転移の有無に関わらず、しこりが胸壁に固定していたり、皮膚にしこりが顔を出したり、皮膚が崩れたり、皮膚が浮腫んでいるような状態。
Ⅲc期
しこりの大きさにかかわらず、脇下と胸骨内側のリンパ節の両方に転移のある場合。鎖骨上下にあるリンパ節に転移がある場合。

●Ⅳ期
遠隔臓器に転移している場合。

乳がんの初期症状は、0期~Ⅱa期の段階で、しこりの大きさが2cm以下で、胸壁に固定していない、皮膚病変(浮腫、浸潤、潰瘍、衛生皮膚結節)がない、転移や転移の可能性があるリンパ節の腫れや痛みなどがない状態です。

乳がんが乳房の皮膚の近くにくると、えくぼのようなくぼみができたり、皮膚が赤く腫れたり、痛みや熱感を伴います。
乳がん細胞が皮膚のリンパ管の中に詰まっているので、全身的な転移を起こしやすい病態になります。

転移する代表的な部位
①乳房近傍にあるリンパ節
1番転移しやすい場所で、リンパ節が大きくなるにつれ、リンパ液の流れを止め、腕が浮腫んだりします。腕に向かう神経を圧迫し、腕のしびれが出ることもあります。

②骨転移
腰、背中、肩などの痛みが持続する場合に疑われ、荷重がかかる部位にできた場合は、骨折する危険があります。

③肺転移
咳が出たり、息が苦しくなってきて、呼吸がしにくくなります。

④肝臓転移
症状が出にくい部位ですが、転移によって、肝臓が大きくなるとお腹が張ったり、食欲が低下し、痛みや黄疸が出ることもあります。

転移した臓器によって症状は異なりますので、症状が全くないこともあります。乳房付近のリンパ節以外のリンパ節が腫れている場合は、遠隔リンパ節転移といい、他臓器への転移と同様に扱われます。

自己検診と定期検診

乳がんは、1mmから1cmになるまで15年かかりますが、1cmから2cmになるのは2年もかかりません。

初期の乳がんを発見するためには、定期的にマンモグラフィやエコーなどの乳がん検診が必要です。ただ、個人が検診を受けると、それなりの費用がかかります。そこで、月に1度は自分で触診するセルフチェックをして、早期発見につなげましょう。

乳がんのしこりは5mmから1cmぐらいの大きさになれば、自分で注意深く触ると判ります。乳がんは、自分自身で発見できるがんのひとつです。どんな検診方法でも100%はありえません。

自己検診はリスクも費用もかからない非常に優れた方法です。実際に乳がんと診断されて治療するとなると、さらに時間と費用がかかり、身体的な負担が大きくなってしまいます。

「自分の健康は自分で守る」と言う意識をもって、一人ひとりが月に1度自己検診と定期的な乳がん検診を心がけることが大切だと思います。

是非、参考にしてみてください。

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